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2022/12/29

肺癌による死亡率はなぜ高いまま?



喫煙率は下がり続けているにもかかわらず、肺癌の死亡率はいまだ高く、男女ともに性別特有の癌を除けば、死亡の主原因と言ってもおかしくありません。

さらに、肺癌は早期発見でも5年生存率がそれほど高くないため、やはり治療に期待するよりも予防の方に力を入れていくことが大切です。


では、なぜタバコの喫煙率が低下していっているのに、肺癌の死亡リスクは相変わらず高いのでしょうか?


日本で増えている肺癌の多くは、肺腺癌の方であり、喫煙と相関の高い扁平上皮癌は肺癌の中の2割ぐらいです。




つまり、喫煙率が下がるにつれ、それと相関する扁平上皮癌も昔に比べたらちゃんと下がっているのです。


代わりに増えているのが、肺腺癌の方であり、こちらは喫煙による影響が主ではありません。


 


では肺腺がんの主原因は一体なんでしょう?


 


それは「油」だと感じています。(今のところ…)


実は肺腺がんは、油の中でもリノール酸で促進されることが論文でも結構あります。


アレルギーや動脈硬化と同様に、リノール酸の摂り過ぎが欧米型の癌の主な危険因子となっています。


そのとき、コレステロールが高くなる傾向がありましたが、濡れ衣を着せ続けられているのでは?ということもわかっていきています。コレステロールはむしろ防御的に働いているんです。


また、グリセロール(グリセリン)という油の成分をネズミに毎日与え続けると腺がんの兆候となる腺腫がぽっこりできて増え続けます。海外の発表でも、油のグリセロールが腺がんを発症させるという報告があります。


ここまでの話ですと、揚げ物を少なくすればいいのでは?となるのですが…


グリセロールは油脂だけでなく、実は食品添加物としてよく使用されています。


例えば、食品の水分を維持する保湿剤、そして甘味料、保存料、増粘安定剤などに姿(名称?)を変え、こうして加工食品に隠れています。また、医薬品、化粧品、歯磨き粉、石けんでも、保湿剤や潤滑剤として使われています。


リノール酸系の植物油を使用した料理や加工食品の摂取はできるだけ避け、さらにグリセリン由来の添加物や保湿剤の入った医薬品や化粧品にも注意が必要になるのではないかと個人的に思っています。


長年の摂取や使用し続け、運動不足やストレスが重なることでも肺腺癌のリスクはどんどん上がることも視野に入れ、どう予防するか?も私含め運動指導する側の職種の方はは考えることが大切になってきますね。


このように、現代の肺癌は喫煙だけではなく、油による影響が大きいのでは?と考えています。

 


※少しふれましたが、原因は他にもあります。