2022/09/21

育成において必要になるただ1つの要素

 私は子育てやセミナー、学生指導において、成功や失敗、正解や間違い、うまいかヘタか、などをあまり問題視していません。指摘はしますが。




失敗が続いても、そこから学べばそのうちできるようになりますし、間違いから学んだ方がなぜ正解なのか理由がよく理解できるようになります。しかし、タイトルにもある、一点だけは本当に重要です。

それは、

意欲(やる気)です。

意欲を引き出すというのはかなり難しいです。できないではなく、かなり難しい。

これを失う、もしくはないと育成はかなり大変です。

意欲がないということは、失敗してもそこから這い上がる力がなく、間違ってもそこから学べない。知らない、できないがいつまでたってもそのままです。

言い換えると、意欲さえあれば、失敗から学び、そのうち成功する道を見つけられます。間違ってもそこから学習し、成長、成功、正解に出会ったときに喜びが得られます。極論ですが、意欲さえ保てば後はどうにかなると考えています。

ですので、おかしいところはおかしいと伝えますが、子育てやセミナーでは、意欲が湧く、興味が湧くようにするにはどうしたらいいかというのをメインに考えるようにします。そうなると失敗や間違いは学びの機会となります。

知らないことは知ればいいだけですし、できないことはできるようになればいいだけです。

我が子が初めて言葉を話したときは「話した!」と言って驚き、大喜びします。初めて立った時もやはり驚き、「立った!」と大喜びします。こういったところにヒントがあるのでは?とも思います。

我が子(6才)の場合、失敗しても笑い、修正箇所を分析して、試行錯誤を重ねます。数々の失敗、間違いも糧に変えてしまい、ヘタなのも上手くなる過程として楽しんでいるようにみえます。
もちろん、親も子供の前で失敗して、成功するための努力と結果はしっかりみせるようにしていますので「失敗する」ことのハードルは低いようには思います。

親は子どもの様子を見守り、昨日より今日、できるようになったことがあったら驚き、面白がる。これが子どもの意欲を駆り立てるような気がします。意欲があれば面白がり、勝手に学びます。挑戦の成功率は上がり、正解、成功にも気がつくのが早くなり、何事にも上手くなっていきます。

成功、正解、上手さにこだわりすぎると失敗するたびに、間違うたびに、自分のできなさに意欲が失われます。

意欲こそがすべての源泉。

もちろん、運動能力も、学力も、平等ではありません。生まれながら、そして生きてきている過程で差が生まれます。理由はさておき、成長の速度も人様々なわけです。その前提が大切です。

だから、試行錯誤を恐れず取り組みながら、その人の最大の成長速度を探しながら、親、指導する側がその能力の外側もみせながら育成にあたっています。

目のつけどころ、目安を、意欲に置いてみると、子どもの個性がどれほど多様であっても、その個性に応じた接し方を試行錯誤から発見できるのではないでしょうか?